院長伊藤嘉晃医師 講演会報告
投稿日:2017.9.14
2017年9月10日(日)13:30~15:00 山王1丁目2丁目自治会主催の講演会に、
院長 伊藤嘉晃医師が講師として参加しました。
「地域包括ケアシステム-自助とフレイル-」を演題として、地域の方々を中心に50名ほどの皆様に
講演を聞いていただき、盛況のうちに終了しました。
講演では、当院が担う地域包括ケアシステムを理解していただき、自助・互助・共助・公助の安心して
暮らしていただくための取り組み、地域に根差したかかりつけ医の推奨を行いました。
また、演題にもある「フレイル」は、加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、
複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態であり、
一方で適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態像のことを指します。
講演では、認知症の種類と特徴、進行の違いを理解していただくと共に、日常的にできる自助を提示し、
フレイル段階ごとのアプローチを施策しました。
こういった地域の方々との交流を通して、当院の取り組みを理解いただき、皆様の一助となることができれば幸いです。